父へのイーマ・サウンドセラピー

2021年より実家に帰省した際に、年に2回ほどイーマ・サウンドセラピーをおこなってました・・     目に見えないものはわからない人でしたので、特にどのようなことをするのかの説明をせずに、肉体の音やバッチフラワー、宝石の音をかけてきました。昔ながらの封建的な世代の父でしたから、自分が『絶対』だと思ってきた人ですので、気持ちが柔らかくほぐれてゆくような音を選択してかけて参りました・・と段々とプライドや思い込みが減って、徐々に優しい人になってくれて、実家に行くのも楽しみになってきた頃です・・2024年のお正月にはおせち料理をたっぷり作って待っていてくれたのです。2024年3月の84歳のお誕生日を過ぎに大きな病院で胃がんと診断されて、「手のほどこしようがないです」と言われてから自分で死期を悟ってしまい、食べ物を受け付けなくなりました・・1月に1回、4月に1回イーマ・サウンドセラピーで痛みがやわらぐ、気持ちが落ち着く音を中心に選択してかけて参りました。痛みの症状を訴えるとか、苦しんだりもなく、5月6日深夜に眠るように亡くなる3日前まで、自分で排泄もできて、ほぼ寝たきりにならず、入院もせずに静かに息を引き取りました。父が亡くなる2週間前、最後に会った時には、ニコニコ満面の笑みで、本当に「死ぬまで元気!」を体現して見せてくれた父に感謝とありがとうと送りたいと思います。(享年84歳)